黒塗りパート3
本日も里山再生活動、参加者は7名と少し寂しいのですが、午前中2時間、午後1時間半、しっかり作業をしていただき、今年新たに開墾した3枚をふくめ、大小8枚の田んぼの黒塗りが終わりました。あとは代掻きの残りをやれば、田植えができます。
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本日も里山再生活動、参加者は7名と少し寂しいのですが、午前中2時間、午後1時間半、しっかり作業をしていただき、今年新たに開墾した3枚をふくめ、大小8枚の田んぼの黒塗りが終わりました。あとは代掻きの残りをやれば、田植えができます。
本日里山再生活動の4月の部です。イベントはタケノコ掘りです。参加者は8名と少し寂しいかったのですが、昨年も参加してくれたかたもいて、みんなだんだんクロヌリが上手になっていて、作業は順調に進みました。午後は雨が降り出し、里山散策に予定を変更しました。
クロというのは田んぼの水漏れを防ぐために、泥を畦に塗る作業をいいます。私たちの田んぼは随分枚数が増えたので、クロヌリも大変になってきました。アースデイの日にはティンバーランドの一行が作業に来てくれて大騒ぎをしながら楽しくクロヌリをしましたが、本日はみんな職人の顔になって、ひたすら作業に打ち込みました。
明日もクロヌリです。
本日はアースデイということで、スポーツシューズで有名なティンバーランドさん一行が川原井の里山を訪れました。総勢120名です。こんなに大勢の人が川原井の新田地区を訪れたのははじめてかもしれません。午前中はエコトレッキングをして、里山の自然と、農村の問題点などを学んでいただき、午後からは田んぼのクロヌリと山の芝刈りをしていただきました。子供たちもたくさん参加していただき、オケラやかえる、ドジョウ、ザリガニなどを捕まえて大騒ぎの1日となりました。皆さんの労働でまた少し里山らしさを取り戻しました。今回初めて里山に大勢の人を受け入れる活動に踏み出すことができて、うれしくかったのですが、そのためには安全確保問題や、トイレの問題など課題も多く、また準備も大変でした。少しでもグローバルな環境問題を自分ごとに考えてくれる人を増やすことが、未来に繋がるのではないかと思い、努力していきたいと思いました。
初めてのことで大変でしたが、参加者の皆さんが真剣に話を聞き、また一生懸命働いていただき、さらに真光寺の若いスタッフがとても良く動いてくれてこの活動の未来は明るいと思えた1日でした。
田んぼの造成工事が続いています。真光寺の里山再生事業に新しい戦力が加わりました。それは耕耘機です。現在のように乗用のトラクターが出回る前はみんな耕耘機で耕しました。農業をやめて長く使っていなかった耕耘機を檀家さんが見つけて、持ってきてくれました。再生している田んぼは底ができていないため、深くて乗用の耕耘機でははまってしまいます。何度もはめては引き出しての作業をしていましたが、これで作業が進みます。今日はタケノコ狩りの団体のお相手をしてから、池の水漏れをとめる工事をしました。上田さんは耕耘機で着々と田んぼを整備しています。
真光寺は、室町時代の弘治2年(1556年)に、現在の木更津市の真里谷(まりやつ)にある真如寺八世鷹山巌召大和尚により開山された、約450年の歴史を有する曹洞宗の寺院です。
詳しい歴史はわかっていませんが、古文書に真里谷城主武田氏家臣の土井氏の祈願所であったという記録があります。ご本尊は釈迦牟尼仏立像で、江戸時代後期、木更津仏師の作と伝えられ、近在の寺院にお顔のそっくりな仏像もあるようです。旧仏檀の下から、長い間つもったゴミに埋まった、ご本尊の手の部分と思われる木片が見つかり、この手が阿弥陀仏のものであったことから、おそらく本来は阿弥陀仏であったものを、明治初期に手を変えて釈迦牟尼仏としたと思われます。本寺真如寺のご本尊が阿弥陀仏であることかも、真光寺という寺号からも阿弥陀仏である方が自然です。
山号は瓦谷山といいます。真光寺の裏の山は字を寺地といい、古くからお寺の土地であったことが伺われますが、ここには平安時代のカワラケが多数出土します。寺野台遺跡という名称もついています。真光寺の裏手の崖地で粘土を掘り、土器を焼いていたともいわれています。カワラケの出る谷にあるお寺ということで、瓦谷山という山号がついたと思われます。 |
本日は午前中にティンバーランド関連で里山体験をする人たちのためのエコトレッキングの打ち合わせをして、午後はユンボとトラクターで田んぼを耕作しました。これまでの作業でかなり水平になっている田んぼですが、水は地球と水平になるので、少しの高低差が如実に現れてしまいます。人の手で水平にするのは骨が折れるのでできる限り機械で水平にしようとしましたが、あと3日はやらないとだめです。鯉の養殖に使っていた田は耕運機が入れないほどぬかるむので、はまった耕運機をユンボで引き出しながらの作業となりました。これからあぜを整形して、水路を掘って、手でしろかきして、クロを塗ってと重労働が続きます。何で田んぼなんか作っているのだろうと落ち込む毎日です。昔農家の男は重労働のためにこの時期10kもやせたとか。やせたい人にぜひ手伝って欲しい工程です。
真光寺の2代目ユンボは昨日ゴムキャタを取替え、1年点検もおわりリニューアルしました。快調です。本日水がなかった初期の田んぼ作りで活躍した池がガタガタで、水漏れが激しくなり、池の機能を失っているので、ユンボで造成工事に入りました。貴重なタコノアシなどの植物もあり、野鳥の餌場ともなっていましたが。どこかでやらなければならない工事です。
今日はサシバとかわせみが飛んでいました。オオタカらしきものも見ましたサシバかも。
本日は東京坐禅会のため昼から東京へ出張です。午前中は真光寺の中古耕運機、「青龍号」をお寺の役員の家から借りてきて、上田さんが新たに開墾した田んぼのあらじろをかくことにしました。新たに開墾した田んぼは水漏れが激しく、この水漏れを止めないと田んぼにはなりません。またがたがたで水平でないことも大問題です。昨日の大雨で水量は増していますが、水漏れで田んぼに水がたまりません。水があるうちに耕運機でかき回して、穴を埋める作戦です。もう一つの問題は長年作ってない田んぼは田の底というものができていないので、沼地のような状態になることです。耕運機を入れてもはまって動かなくなってしまいます。それを助け出すのは容易なことではありません。おっかなびっくりしながら耕運機で耕します。もしはまれば家まで歩いて帰ってさらに助け出す作業でどろだらけにならねばなりません。午後の作業はわかりませんが、はまってないことを願っています。
本日はたまっていたる仕事をしていて、田んぼの作業は約1時間でした。長く放置された田んぼはあぜがガタガタになっています。犯人はモグラ、ザリガニ、いのしし、水の4大悪人です。モグラの穴は幹線道路、ザリガニは幹線道路に支線を作り水を進入させます。いのししは田んぼの仕切りのあぜをむちゃくちゃにします。みみずがたくさんいるからです。そして主役は水です。それらのルートに水を流し込んで砂を流していきます。昨日は流れ込んだ土を元に戻す作業、今日はあぜの穴埋めをやりました。モグラルートは奥が入り組んで深刻です。ユンボで掘ってしっかり埋めなければならないかも。手がかかります。あぜをきれいにするのは手仕事なので重労働です。
関東管区檀信徒大会というものが終わり、一段落、本格的に里山活動に熱中できます。さいたまスーパーアリーナで5000人集めて行い、私は事務局で、舞台係り主任。企画の作成からシナリオ製作、会議の資料作成から進行までやって、当日の舞台監督もどきも体験しました。昔お寺でコンサートやおしばいを企画していた経験が活きました。
さて今日はご法事、終わって田んぼに駆けつけ上田さんと田んぼの造成をしました。武器はスコップとねこです。田んぼは水平でなければなりません。長い間放置されていた田んぼには水路から砂が入ったり土手が崩れたりして、ガタガタになっています。わずか3時間でしたが、ひたすら土を掘ってねこに乗せて低いところを埋めます。久しぶりの作業で手はベロベロになってしまいました。これをひたすら続きけると豆が固まってびくともしなくなります。そうすればお百姓さんの手になります。めざせお百姓さんの手です。
山の桜が満開です。山の桜はいろいろな色があって、味があります。ピンクの強い桜や白の強いさくら、白の花で真ん中がピンクのものもあります。同様に若葉も赤の強いもの、弱いものや、緑色のものもあります。いろいろな色で山を染めています。桜は種類が多いことで有名なのだそうです。淡いピンク一色のソメイヨシノばかりの都会の桜もいいですが、色々な色が土色の山肌にちりばめられたやまの桜もいいものです。真光寺奥手の里山ではウグイスが大合唱をしています。春本番となってきました。残念ながら未だにここに写真を入れる手段がわかりません。研究あるのみ