これまでの作業を振り返って
5月の連休は久しぶりにゆっくりと過ごすことができました。ゆっくりと過ごすといってもお寺の掃除や片付け、田んぼの整備、新しい畑に夏の野菜を植えるなどの仕事ができたということですが。
真光寺の里山再生活動は荒れた田んぼを元に戻す作業です。普通の田んぼ作りより何倍も手間がかかります。まずは笹や草を刈り、大きな木を切り倒し、根っこを掘り、ひたすら燃やします。次にはヤナを刈りヤナに生えた木を切り、それも燃やします。次に水路を作って掃除をします。これでやっと田んぼモドキができます。耕運機を入れて耕して、草の根や雑草が腐るのを待ちます。次にユンボを入れて田んぼを水平にしたり、あれたあぜを直したり、モグラの画作ったと思われる穴が開いているところを掘ってまた埋めてきれいにします。次にまた耕運機を入れて耕してきれいに均します。次に水を入れて水平になっているかを確認します。水漏れもチェックします。水を抜いてユンボを入れてさらに水平になるように土を動かしたり水が漏れているところを直したりします。そしてまた耕運機で耕します。それから水を入れます。代掻きをしてクロを塗ります。
だいたいここまでの作業を秋から続けて今年は新たに3枚の田んぼができました。その段々の田んぼの水の管理と入水、排水の調整をしていきます。このあたりを連休中にやりました。田んぼの水は3センチから7センチ位の間で調整できるように、入水、排水のパイプを埋めますが、一度ではうまくいきません。何度も調整してやっとうまくいくようになります。開墾した田んぼは根っこや草の茎などのゴミがいっぱいです。それがパイプに詰まってなかなかうまく下まで流れません。調整してはゴミを取りの毎日です。それができてはじめて本代掻きをして10日置いて田植えとなります。今週からは田植えに入ります。
田んぼの作業はまだまだ続くのです。そしてこれからが本番なのです。
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