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2008年1月

2008年1月30日 (水)

アフリカ・マリレポート

今日はめずらしく二つの記事をUPしています。今読んでいただいているのは、このひとつ前のつづきになりますよ~~。^-^

上田さんはどうしているものか。。。なんてたまにチラッと思うのです

が、今日の夕方6時頃、上田さんから電話ありました!

アフリカの砂漠からです。。 時差は9時間(日本が早い)なので、

アフリカはちょうど朝。 早朝の気温は4度。湿度20%。風強い。

寒い!! んだそうです。テントが早くも壊れたそうです。。。

”じゃぁ、野宿してるようなもの?” と聞いたら、

”う~~ん、野宿よりはましかな”  ですって。

アフリカの砂漠でですよ!!  

野宿よりはましって、、、、恐るべし40ウン歳。笑   ちょっと風邪をひいたと言ってましたが、声は元気そうでした。間違いなく声が弾んでましたから。。。

Img_0121_2 苗の育て方(かな?) 

 Img_0115_2 Img_0117_2 苗を植えて、周囲を囲みます。放牧している家畜が食べないように。

Img_0118_2  Img_0119_2  ・ ・ ・ ・ ・ 迫力ある。。

こんな人達に囲まれたら泣いてしまいそうです。。

文化の差って恐い。文化はその土地土地によって違っていて当たり前なのですが、その差がどういう差なのか、ということを知らないというのは恐ろしいことでもあるのだなぁと思ったり。何も知らないとやっぱり恐いもんなぁ、、というか先入観ばりばりの目線になってしまう。 実際はどんな人達なのでしょう? 

写真はちょうど一年前のアフリカの様子です。

携帯の電池はソーラー電池で充電しているそうです。

             久々に上田さんと話したチョウでした♪

新伽藍の状況

え~、早いもので以前にお知らせした上棟式から23日が経ちました。上棟式の様子↓

http://sinkoji.cocolog-nifty.com/news/2008/01/post_d001.html

で、こちらは一昨日の新伽藍。

Img_0577_2  なんとなく、、頼りなげでそわそわしていた様な仏殿でしたが(私の勝手な主観です)だいぶ、どっしりとした輪郭を表し始めました。寺院の中心的な建物です。仏殿では坐禅や法要、葬儀などを執り行います。

Img_0575_2_2  鬼瓦。仏殿の鬼瓦は「鬼面」といって比較的新しい鬼です。「古代鬼面」というのもあり、こちらはツノなどわかりやすいシンボルはついていません。時代と共に顔の作りに変化が生じ、江戸時代頃にはツノが生え、よりリアルな「鬼面」となっていったようです。

右端、建物の屋根の手前に「古代鬼面」が見えます。 Img_0556_2

(小さくてごめんなさい!)  仏殿の下の屋根の柱を組んでいます。(6日前)

で、こちらは一昨日。Img_0574_2

上田さんだったらいろいろと木造建築のうんちくが語れるところなのですが、、、わたくしチョウは知識が無いので語れませしぇん。。

さて、上田さんは今頃アフリカでどうしていることやら。。。

                             ☆つづく☆              

2008年1月26日 (土)

御十八夜の月見ノ山

さてさて、、本日わたくしチョウは里山保全活動をされている

「市原米沢の森を考える会」という団体の活動に参加してまいりました。 80ヘクタールという広さの米沢の森に地域住民が「おじゅうはっちゃ」と呼ぶ峰があり、標高162メートル、その眺めは東に太平洋、西は東京湾の向こうに富士山。で、北に筑波山を望むことのできた頂だったのです。はい、過去形です。

080126_13480001  太平洋側。   080126_13470001_2 内陸側。

笹、竹、樹木を整備して上の景色まで見られるようになったのも最近のことだと言っていました。(遊歩道の脇にはそうとうの量の笹、竹が刈ってあった。木も) 

銚子の犬吠岬の方向には間伐放置された杉の人工林に

景色を遮られておりました。

全伐採するほかないかもな(質的にも商品になるような木がない)、、、という話しを聞きましたが、かなりの本数。林床に光が入らないくらいですから。大変な仕事です。

他にも、山の上には山桜の古木が何本もあり、春に花見の月夜ときたらさぞかし美しいだろう。。。

しかし、それらの古木はツルに巻き付かれ、ひしめく立地条件に枝も大きく張れず、このままでは枯れてしまうだろう山桜の保護という

作業もありました。古木に隣接して立っている木を切り倒していきます。(6,7本倒しましたよ!)そうすることで空間が広がり、光もたくさん入ってきました。

真光寺の谷津の山も竹、笹でかなり荒れています。。

これを整備するのは途方もなく大変だ、と思っていましたが、

できないこともないのだなぁ、とちょっと光が。

080126_13570001  こちらは御十八夜から見下ろした谷津。

昔は谷に田んぼが広がっていたそうです。

地元の人は”米沢”を”よねざわ”ではなく”こめのさわ”と呼ぶそうです。美味しいお米が採れてたんですって。

ここに田んぼが復活したら、きれいだろうなぁ。

一番きれいな水が出てくるところなのにもったいないな とも。

 ちなみに最寄り駅は こちら。  080126_15040001    

(うまたて は真光寺の最寄り駅)

     080126_15130002       080126_15140001            

                  ・・・・・・・・・・・チョウでした

2008年1月22日 (火)

主任と見習い

主任と見習いといえば、モコとブン太。

お寺にはネコは6,7匹?いるけど、そのうち寺務所や本堂に

入ってくるのはこの2匹。

まずはモコ。

Img_4592_2   庫裡と寺務所を繋ぐはこの扉。

モコはなかなか諦めない性格なので、彼女の望む通りに扉を開けてあげるまでは、ずっっと鳴いてます。ガラスにへばりつきアピールもします。   

で、ちょっとでもあけるとその隙間をダッシュでピュ~~ っと。              ”モコッッ!!”    Img_4603_2_2

・ ・ ・ ・ ・ ・続いてはブン太。

Img_4587_2 (なんかネクラなネコみたい。。笑)ブン太は裏口のドアの前で待機して

       開けてもらうのを待っています。Img_4586_2

ドアを開けてもドアに体をすりすりしたりして中に入るまで時間がかかる。  ”ほ~~ら、早く中にはいんなよぉ”

と、いつもこんな感じです。。。

              Img_4589_2 Img_4590_2  ミャァ☆

どちらかといえばブン太に ゾッコン・ラヴ☆ のチョウでした~~。

2008年1月20日 (日)

馬瀬戸谷のその後

昨年の7月に手前の谷(馬瀬戸谷)の奥の方の、今だ放棄されたままの元田んぼの開墾に手を付け始めました。

こちら↓

Img_2657_2jpg  このもさもさしたとこは下から数えて9段目に当たります。

Img_2993_2jpg  草払い機と共に9段目を切り開いていっています。

更に詳しくは↓

http://sinkoji.cocolog-nifty.com/news/2007/07/post_1a35.html

で、その後です。

P1010033_2  一番上の写真とほぼ同じアングル。

よいしょと9段目に登って行ってどんつきから谷を見下ろした

景色。      P1010053_2   逆光で向こうまで見えません。。。

とうとう手前の谷の最奥までやってきました。

今は7段目まで田んぼになっています。

8,9段目は田んぼにするかもしないかも。

8,9段目も田んぼになって、梁もきちんと手入れをしたら、

たぶん、何十年か前にそうであったろう風景に近づくのでは。

別に懐古主義ではないけど、そういう風景を一度見てみたいとも

思う。 それにはそうとう手を入れなければならない。

やっぱり昔の日本の田園風景というのは、勝手に出来上がったものではなく、そこに住む人々が生活しながら手を入れて管理してきた

風景なのだなぁ、、と改めて思うのでした。

P1010074_2  お月様。

夜になると谷はまっっっっ暗!!だけど、月が出ているとほんとに明るい。

今朝、お寺に来る途中、お墓にお供えしてあるお花が一輪落ちていたので、花立てに戻そうと思ったのですが、、、、凍ってて入らなかった。。。。

                       チョウでした ^-^''

2008年1月16日 (水)

アフリカ・マリ

実は昨日の夜、お寺にアフリカに滞在中の上田さんから電話がありました。

Img_0880_g

「おい! ブログの更新しろ!!」

”猫と障子と方丈さん” の記事以来 一週間ほど更新していませんでした。。。 

実際は 「おい!」 なんていう口調ではないですよ、もちろん。

でも気持ち的にはそんな感じかと。。。

もしかしたらどこぞかでブログチェックしてるかもとは思ってたのですが、やはり。おそろしきかなグローバル。

今はマリのGOSSI.という町にいて、明日から一ヶ月間はマリのTEINTAHATTENN という村へ行くのでネットができない環境になるらしいです。なので気が気じゃなかったんでしょうね。。

Img_0919_2 毎日マンゴー、バナナ、オレンジにフランスパンを食べているそうです。

Img_0907_2_2   Img_0946_2_2  

なんか、のんびりとしていて暖かそう。。

写真は全てちょうど一年前の今日あたりのアフリカの様子。

去年の上田さんのアフリカ日記ブログはこちらからどうぞ。

http://blogs.dion.ne.jp/sahelchiba/

微妙にネタに困っています。笑

                           

                       チョウでした~~。

2008年1月15日 (火)

床の板張り

こちら 上棟式も無事終わり、いつも通りの建設現場。

P1010045_2           

こちらは観音堂の正面入口。 Img_0539_2  中に入ると、、、

Img_0537_2  Img_0536_2  Img_0538_2  床板を張っていました。

上の写真は丸い柱に合わせて板を削っています。

しかもこの柱、土台のところが山裾の様に下にいくにつれ広がって

いるので、その分板にも角度つけて削らなければなりません。

何度か柱に合わせては削って、合わせては削って、、、を繰り返していました。

P1010036_2  P1010039_2  P1010040_2 P1010032_2

                   働く男達。      P1010041_2

物が出来上がるまでには少なくとも誰かしらの手が入っているわけで、

今回、こうやってお寺ができるまでの過程とお寺を作っている人達に出会えたことはとても幸せなことだと感じています。たぶん何も見ず知らずで建物を使うよりも愛着がわくような気がします。

そして大工さんたちの様に体を使って、体と道具が一体となってやるような仕事・・・そこには呼吸があったり、リズムがあったりして、なによりも体が生き生きしてるなと思いました。

そして私はといえば、間引いたニンジンやらだいこんやら片手に持って、建設現場をうろうろしているのでした。P1010015_2

もちろんお昼休みにですよ~~~。^-^

                                            チョウでした。

2008年1月 9日 (水)

ネコと障子と方丈さん

真光寺の障子の障子紙はすぐぼろぼろになります。

なぜならネコが!! はい、主任と見習いぶん太くんがジャンプしてひっかいたり、あげくの果てには破れた障子紙を突き破り、、、、、、障子を閉めていても立派な通り道ができあがっています。

年明け、方丈さんが敗れた障子を全部直していました。

P1010004_2   P1010003_2   P1010001_2_2   ・・・・かわいい。

(ちなみに方丈さんは186cmの大男!)

ツートーン+花模様のにぎやかな障子になっています。

こうやって時と共に(ネコと共に?)変化していく障子も

いいものだなぁ。。と思ったり。

というわけで、しばらくはネコに厳しく!!がモットーの

真光寺です。

                  チョウでした♪                      

2008年1月 7日 (月)

上棟式と2,3の事柄

とうとう(というかやっと!?)、仏殿、庫院、方丈、観音堂、庫裡の全ての棟が上がりました。

そして昨日、新伽藍の上棟式が行われました。

Dsc03546_2  仏殿です。 Dsc03524_2  Dsc03539_2

上棟式とは建前(タテマエ)とも呼び、無事棟が上がったことに喜び、感謝するものです。そして完成までの工事の安全を祈ります。

こちらは棟打ち式(棟木を棟に打ちつけます)。

「棟木(むなぎ)」は、家の最も高い部分に水平方向に掛かっている梁のことです。ここを組む(上げる)ということは、建物の骨組みを組み終わるということなのです。

Dsc03559_2  秋田の宮大工「伊棟」の大工さんたち。Dsc03566_2

Dsc03528_2  ”伊棟”のはっぴ姿、かっこいい。

3月には完成の予定です。昨年末から「匠道工務店」の宮大工さん達も加わり、現場では大勢の職人さん達が働いていますが、あと3ヶ月ほんとに無事に建物が完成することを祈っています。

チーム「伊棟」に70才代の職人さんがいたのですが、昨年末に風邪をひき体長を崩したので一足先に秋田に帰ってしまいました。棟梁に聞いたところ、もう年も年だしあまり無理させないように、、、ということでこの現場には戻ってこないようです。。淋しい。。とても微笑ましいキャラクターの方だったのです。。

そしてこちらは東長寺からの助っ人!!

Dsc03512_2  ノッポくんとミッちゃん。

なます作るのを手伝ってくれました。

え~ 危うくしょっぱい漬け物のようななますができあがってしまうところでしたが、このお二人のおかげで美味しいちゃんとしたなますができあがりました。(笑)  ありがとう!!

そして、、、明日から上田さんはアフリカへ旅立ちます。

 Img_1113_2  Img_0954_2  Img_1093_2

アフリカへ木を植えに、そして地元の人が木を植えて育てる技術を伝えるために。

なんのしがらみも無い(?)自由なおじさんは、ひろ~いひろ~いアフリカ(マリ)でのびのびと過ごしてくることでしょう。

といっても充分お寺でものびのびやってますが。(笑)

しばらくはお寺も静かになりそうです。

ブログも更新していきますので みんな見てね~~。

                        チョウでした♪

2008年1月 6日 (日)

明後日、出国です。

うえだです。こんばんは。あけまして、おめでとうございます。

今日は、7日法要と、上棟式があって、写真もいっぱいあるのですが、事情があって、きっとチョウさんが報告してくれるはずです。

私、ウエダは明後日より、マリ。また木を植えに行ってきます。

2月28日に帰国予定です。どうなるかな?

ではでは。   うえだでした。

2008年1月 5日 (土)

温暖化

今年のお正月は温暖化のテレビで満載でした。

将来に希望が持てなくなって落ち込む感じもしますが、どこか他人事のような

感じもします。実際年末の紅葉は12月中旬まで続き、正月だというのにハエ

が飛んでいるので、実際やばいとは思いますが。

ふと太平洋戦争の時の人々も何となくこんな感じかと思えてきました。

いつのまにか軍国色が強くなり、焼夷弾の雨をあび、食料の買出しに

帆走するようになってしまったように

私たちもいつのまにか巨大ハリケーンや洪水と戦い、食料不安の中で暮らし

つづけている状況にならないように、しっかり考えねばと思いました。

上田さんは10日からアフリカに旅立ちます。            住職

2008年1月 2日 (水)

おめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

  本年もよろしくお願い致します。

今年の目標

  ●お寺の伽藍の完成

  ●里山活動ビオトープエリアの造成

  ●蓮池の建設

今年は少しゆっくり走りたいと思っています。上田さんが年末に書いているように

山が羽田空港に変わっていくのであせっている部分があります。私たちの活動

エリアは風前の灯なのですが、あせっても私たちにできることは限られています。

できることを着実にやっていきます。

今年の活動にぜひ参加して下さい。                      住職

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