こちら新伽藍裏の竹林でございます。今となっては竹林と呼んでいますが、その昔はクヌギやコナラの生えていた雑木林でした。
ついこの前まで斜面一面が竹に覆われていました(写真右の状態)。が、、、おととい、新伽藍の裏に行ってみますと・・・・一部竹が消えている!!ところがあるじゃございませんか。(写真左)
竹の成長力、繁殖力はとても強く、またたく間に地下茎を張り巡らせ生息域を広げます。ピークの時は1日で1m以上成長します。 そうなんです、あっ!!という間に大きくなるので元々そこに生えていた樹木を弱らせ(日光と栄養分を奪ってしまう)、一面、竹・竹・竹で覆い尽くしてしまいます。
最近はすっかり竹の需要も低くなり、スギ・ヒノキの人工林同様、放置されてしまっています。全国のいたるところで、竹によって荒らされている山が増え、問題になっています。すっかり悪者です。。。
さて、竹林に入っていくと、、、
竹が無い!!びっくり!! ここはちょっと前まで一面竹でした。ここのポッカリと開いている部分の大量の竹が刈ってあります。ものすごい労力です。一体誰が。。。?
竹は長くて太し。。。刈った竹はきれいに集めてあります。これだけでも大変な作業です。
こちら、密集地。
林床に日が入らず真っ暗。。。
そうなんです。人知れず、こつこつとこの竹林を整備していた人がいたのです。地元の方でした。年齢は恐らく、60代前後かと。。 「子供の頃の山に戻したい」 という思いで、竹林を整備しているそうです。 竹を刈りはらった所には新たに木を植えていくそうです。 ひゃ~~・・・・ 頭が下がる思いです。。
ここからはわたくしの勝手な空想ですが、、、おそらくはその方が子供の頃はこの山の斜面で遊んでいたんだろう、秋にはドングリの実が落ち、地面は落ち葉でふかふかの絨毯。春になると斜面の木々は一斉に芽吹き、夏には青々と茂る。いろんな生き物や草花もあったかもしれない。。 そうやって毎年毎年この土地で育っていったのだろうなぁ。。。と。
人の手の入った雑木林は明るくて、見ていても気持ちの良い空間です。気持ちの良い雑木林を見ると、そこの場所、土地を大切に思っている人の想いも感じます。
真光寺の土地の竹林(結構広いです ^-^”)は、とある一人の方の美しい記憶によって少しずつ光を取り戻してきています。
あっ。上田さんも、竹刈ってますよ! こちら。
http://sinkoji.cocolog-nifty.com/news/2007/12/post_2be6.html
方丈さんもよく口にするのですが、「緑があれば自然が豊ということではない。」 この言葉の意味が少しづつわかるようになりました。
自然もなかなか複雑です。。
チョウでした~