あれっ!出穂
こども:おじさん、おじさん、稲からなんか出てるよー。
おじさん:去年、説明したろうが。
こども:去年のを見てない人が多いから、こういう感じの方が話が作りやすいでしょう。
おじさん:それもそうじゃ。
こども:いっそのこと、去年の記事をそのまま写しても分かんないんじゃない?
おじさん:去年のは憶えてる人が居るかもしれないじゃないか。
こども:3年くらいしたら、花が咲いたとか使い回しようか?
おじさん:おじさんは3年以上同じ仕事をしたことがほとんどないんじゃ。それより、3年前のことなんか、憶えておくことができん。
こども:とりあえず、今年は、おじさん、おじさん、稲からなんか出てるよー。ってことで。
おじさん:穂じゃ。稲穂じゃ。これを出穂と書いて、”しゅっすい”と読むのじゃ、ってことで。
こども:へー。すごいー。びっくりー。すげー、びっくりー。
おじさん:知ってるくせに、やりにくい。
こども:おじさんおじさん。なぜ、タイトルが”あれっ出穂”なの?
おじさん:実は 田んぼの水を抜いて中干し中という記事を書く為、田んぼの写真を撮ってたら、出穂していたのじゃ。も少しあとに出穂すると思ったら、暑いんで、出穂してた。
こども:水を抜いて、中干しって何々?教えて。
おじさん:大人になればわかることじゃ。稲が伸び過ぎると倒れるから、成長を抑えたり、稲刈りのコンバインが田んぼに入れるよう、田んぼを固くしておくとかじゃ。
こども:そういう大人の話はつまんないから、穂。穂の話がいい。
おじさん:白いひげみたいんが、稲の花じゃ。
こども:鼻毛?
おじさん:雄しべと雌しべがー、という大人の話じゃ。
こども:ふーん。
おじさん:穂の数は田植えから30日くらいで決まるんじゃ。そして、籾の大きさは今から決まるので、ここで追肥をすると、大きなお米が取れるのじゃ。
こども:スイカみたいん?
おじさん:無理じゃ。
こども:パイナップルは?
おじさん:それも無理じゃ。まずは、水をもう一度入れ直して、穂を大きくするのじゃ。
こども、なんか小さい稲だね。
おじさん:この前、イモチ病発生で刈った稲の株から勝手に育っておるのじゃ。 上から見た眺めじゃ。田津辺谷じゃ。
おじさん:この前、みんながコナギを抜いてくれた、田津辺谷の1段目じゃ。
おじさん:馬瀬戸谷の7段目。今年から田んぼに戻したから地力がありすぎじゃ。水を少なめに育てたので、そんなに稲が高くならずに済んだのじゃ。
おじさん:ここは、お隣のカミのおじさんのところじゃ。稲が背伸びしすぎてる気がする。倒れるかもじゃ。
こども:おじさんの田んぼは倒れないの?
おじさん:倒れないでね。お願い。じゃ。じゃが、コシヒカリはたくさん実のらせようと思ったら、倒れる寸前がいいのじゃ。
おじさん:田んぼより水路が高いので、ザリガニが穴を掘って水が入ってきて、中干しができないので、田んぼの中に溝を掘って、水を逃がしてるのじゃ。この溝を掘ったあと、おじさんは倒れるかと思ったじょ。
こども:けど、倒れてない。おじさんは実り少ないってことね。
おじさん:昔から、ずーっとそう。
梁と道に咲いてたヤマユリじゃ。ちゃんと今年のじゃ。最後に最近めずらしいらしい日暮らしじゃ。「MVI_1059.AVI」をダウンロード (右クリック保存がいいカナ)
こども:そんなおじさんは?
おじさん:その日暮らしじゃ。
ではでは うえだでした。
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