木の子
先日、冬の新イベントの準備で自然観察員の方と境内にある雑木林を歩きました。境内の林は荒れた里山の象徴でもある竹林が多いのですが、この雑木林はかつて方丈さんが懸命に竹を刈り開いた場所。なので今では木漏れ日の入るきもちの良い雑木林になっております。(ここが竹林だったなんて信じられない!というほど) 春には山菜が、そして秋にはキノコがこの雑木林で見つけられます。
というわけで、観察員の方と打ち合わせしつつ、目線はキノコ探し。そのうちに観察員の方も一緒にキノコ探し。笑 キノコを探しに山(林)へ入るのは人生初の出来事です。で、さらっと探してこんなのが採れました。 う~~ん、、、。もちろん食べませんが、何が何やらさっぱり見当がつきません。毒があったらどうしよう!なんてびくびくしながら集めましたよ。
というわけで休日にキノコ観察会へ行ってきました。こちらの本の著者が講師です。http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31418566 大船に乗ってキノコが探せます。^-^ 場所は県が所有する山ですのでめっちゃ広い! 遊歩道が整備されぐる~っと周遊できます。 参加者は30人ほどで慣れている人もちらほらと。
収穫。この3倍ほどのキノコがずら~っと並んでいる様は”すごい”とうなるしかありません。こんなに豊富な種類のキノコが採れるとは!!
大きい。
右上のハツタケはキノコに傷をつけると乳液が出てきてそれが緑色に変わっています。
ウラベニホテイシメジ。食べられます。いただきました。ほろにがいのが特徴。
脳みそみたいなのでノウタケ。こちらもいただきました。マッシュルームよりももちっとした食感。
テングタケ。毒あります。その姿は非常にキュート。
ホウキダケ。人によってはあたる。その姿はニョロニョロそのもの。
千葉には700種類のキノコがあり、そのうちのの10%が毒キノコ、1%が猛毒だそうです。そしてその他に名前のつかないキノコがたくさんあります。この日採った中でも毒性のものは10種類弱ほどありました。
そして今回印象に残った言葉は 「キノコを通して山(森林)を見る」 です。どんなキノコが生えているかによってその山の植生や変遷が見えたりもするのです。食べるだけが能じゃない。まさしくキノコワンダーランド!!
そして目の前には猛毒が置いてある。。。。 なかなかスリリングな1日でした。
※もし、キノコを見つけても無闇に食べないようにしましょう!!
チョウでした~~
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