森林内の空間放射線量
先日、市役所で貸し出しているシンチレーション式の環境放射線モニタ-を借りてきました。
機種は堀場製作所さんのPA-1000 Radi(ラディ) http://www.horiba.com/jp/process-environmental/products/environmental-radiation-monitor/details/pa-1000-environmental-radiation-monitor-radi-3124/
普通に買うと10万オーバー。シンチレーションはガイガーカウンタ-よりも精度・感度が高いといわれています。
お寺周辺の学校の校庭や公園の空間放射線量は市役所のHPで測定結果が公表されてますので、平地での線量は分かっていましたが(0.05~0.15マイクロシーベルト/時)、私が気になっていたのは森林内の空間線量です。
樹木の枝葉に舞い落ちた放射性物質の一部は雨で地面まで流れ落ち、リター層(森林地表面に落ちた、まだ土壌生物によって分解されていない落ち葉や枝、果実などが堆積した層。これらが分解されて土になるまで100年かかるとか)にたまりやすいため、森林内の空間線量は平地よりも必然的に高くなるんだそうです。
そして、震災後の落葉シーズンも終わり、山にはほかほかの落ち葉がたまっています。
わりと高かったらどうしよう。。。。モニターを手に不安な気持ちで山に入りました。
私的には0.1は超えているだろうな、と予測していたのですが、結果は・・・(単位は全てマイクロシーベルト/時。測定は地表から30cmくらいの高さ)
0.062。ここは山に入ってすぐのところ、そう、お弁当をいつも食べている所です。広葉樹林地です。
森林内でだいたい0.05~0.06代。思ったより高くなかったのでほっとしました。
で、田んぼなども。
0.057。通称ゆみちゃん田んぼ。段々田んぼの最下段の田んぼです。
0.082。ちょっと高い。ここは広範囲の落ち葉や刈った笹など集め燃やした所。なるほど。。な感じの数値。でも0.1に達していない。
境内での平均は0.048くらいです。
袖ヶ浦市役所さん、ありがとうございました(*゚▽゚)ノ
チョウでした
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