ヨーガと仏教心理学①
2/23にこれまでのお寺ヨーガとは少し趣を変えた『ヨーガと仏教心理学』が開催されました。
趣の変わった、、と言いますのは、ヨーガをすると共に仏教の事をもっと学んでみよう、とシリーズで組み立てたところにあります。
とてもおおまかに言えば、ヨーガと仏教は共に古代インド哲学から派生した親戚同志のようなもので、切っても切れない関係にあります。
ヨーガと仏教では最終的には”悟り”を目指します。
悟りというと、、、なんだか私には関係ないわ、、、ととたんに仏教やヨーガが世間離れしたものに感じられる節がありますが、かなり平たく言うと、”ぶれない心をつくる” です。 たぶん。(笑)
ぶれない心をつくるためには、自分の中にぶれないだけの”芯”または”土台”が必要になります。
その芯や土台をつくるための方法を仏教やヨーガは示しています。
ヨーガではご自身の体と向き合い、体と意識をリンクさせながら芯を作っていきます。
仏教では芯を作るための方法や物の見方・捉え方を徹底的に洗い出していく感じです。
ここでは人間の心の働きをつぶさに見ていきます。
ですので、この『ヨーガと仏教心理学』では体から、そして座学の両方を通してぶれない心の作り方を学んでいくという非常に合理的なプログラムとなっております。。
第一回目。
ヨーガが始まる前、前面に広がる景色を眺めながら一息ついてぼーっとする時間。
ヨガの前に簡単な自己紹介と、講師の麻美さんからヨガに関して、また今日のヨガで注意を向けたい事などのお話。
そして、方丈さんのお話。
第一回目は仏教の基本について学びました。
テキストです。
一見難しそうですが、方丈さんが噛み砕いて、日常の経験に則して話してくださいますので、分かり易いのですが、やはり難しい、というか非常に考えさせられます。頭がフル回転です。
仏教は「”私”などという実体はないのですよ」と教えます。仏教は事象をどんどん解体していきますので、この”私”も解体されていきます。
その解体度の徹底ぶりが半端ない印象を受けます。
解体の宗教と名付けたいくらいです。。
詳しい内容はまた別の機会にUPできればと思います。
(いつだ?)
次回は3月16日 【私のこころ】
・自分のこころを分解する
・10の煩悩
・般若心経 など
わたしのこころの働きを知り心の清め方を学びます。
次々回は 3月30日(日) 【わたしのこころと他の関係】
・ここころの使い方
・仏のあんじ
・養老孟司の話(脳と心)
・ねこの子供の話(心の執着)
たとえ話を使ったりしながら、他との関係について解きます。
もちろん単発でもご参加いただけます。
詳細・お問い合わせ・お申込みはヨーガ講師古澤麻美さんのブログからお願いします。
このイベントに関する窓口は古澤麻美さんになりますので、よろしくお願い致します。
私も次回が楽しみです♪
チョウでした
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